売上から最終的に手元に残る金額を試算すると、両者の明確な格差が浮き彫りになる。基本となる販売手数料において、一律10%を徴収する メルカリ に対し、楽天ラクマ は前月の販売実績などに応じた優遇レート(4.5%〜10%)を導入。高価格帯のアイテムや継続的な取引を行う出品者ほど、ラクマの手数料アドバンテージが色濃く反映される仕組みだ。
さらに損益を大きく左右するのが配送コストである。メルカリの らくらくメルカリ便 は、中型・大型荷物における全国一律料金のシンプルさとヤマト運輸の堅牢なネットワークで圧倒的な使い勝手を誇る。一方、ラクマが展開する かんたんラクマパック は、日本郵便やヤマト運輸との提携による薄型軽量商品の配送費において非常に鋭い価格競争力を見せる。1000円の商品を1点売るだけでも、手数料と配送料の組み合わせ次第で100円以上の手残り差が生じる計算だ。