作文用紙を前にして固まってしまう時間をゼロにするため、あらゆる本に応用できる読書感想文 中学生 テンプレート 書き方を公開します。全体の文字数を4つのブロックに配分し、穴埋め感覚で書き進めるだけで、論理的で美しい構成が完成します。
4段構成テンプレート(400字詰原稿用紙5枚・約2,000字目安)
- 第1部:導入(原稿用紙 約1枚 / 350〜400字)
- その本を手に取った具体的なきっかけ(日常の悩み、タイトルへの疑問など)
- 読む前の自分が持っていた先入観や固定観念
- 第2部:最も心に残った場面とあらすじの要約(原稿用紙 約1枚 / 350〜400字)
- ストーリー全体の超要約(2〜3行程度)
- 最も感情が動いたシーンの引用や描写と、その時の率直な感想
- 第3部:自分の実体験との比較・葛藤の描写(原稿用紙 約2枚 / 700〜800字)※最重要
- 登場人物と同じような状況に陥った自分の過去の体験(部活、友人関係、家族の出来事)
- 本を読む前の自分ならどう行動したか、登場人物の選択から何を感じたか
- 第4部:結び・これからの行動宣言(原稿用紙 約1枚 / 350〜400字)
- 読書を通じて得た新しい気づき・内面の変化
- これからの学校生活や日常で実践したい具体的な行動
【読書感想文 中学生 構成案 例文】(『カラフル』を題材にした展開例)
【第1部の書き出し例】
「『どうせ自分の悩みなんて誰にも理解されない』。中学に入学して人間関係に息苦しさを感じていた私は、表紙の鮮やかな色使いに惹かれて森絵都さんの『カラフル』を開いた。しかし読み進めるうちに、主人公が直面する絶望は、私自身が心の中に隠していた弱さと酷似していることに気づかされた。」
【第3部の実体験接続例】
「作中で主人公の真が、完璧に見えた母親やクラスメイトの裏の顔を知り激しく動揺する場面がある。この箇所を読んだ時、私は昨年の秋、親友と些細な誤解から口を利かなくなった出来事を思い出さずにはいられなかった。当時の私は相手の一面だけを見て『裏切られた』と一方的に決めつけていた。しかし人は誰しも、白でも黒でもなく、様々な色が混ざり合ったグラデーションの中で生きているのだ。」
このように、青少年読書感想文全国コンクール 入賞のコツは、優れた文辞を並べることではなく、「本を鏡にして自分自身の心をどれだけ深く観察できたか」という内省のプロセスを提示することにあります。