手作り粘土で最も多い悩みが、数日で発生してしまうカビや乾燥だ。防腐剤を含まない天然素材だからこそ、保管方法にはちょっとしたコツが求められる。遊んだ後の粘土は、空気に触れさせないようラップで隙間なくぴっちりと包み、密閉できるジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫で保管するのが鉄則だ。
さらに長持ちさせたい場合は、仕込みの段階で塩の分量をしっかり守ることに加え、少量の食酢やクエン酸を数滴混ぜておくと雑菌の繁殖を大幅に抑えられる。冷蔵庫から取り出した直後は少し固く感じるが、手の体温で2〜3分こね直せば、作りたてのような弾力としなやかさがすぐに戻る。清潔な手で扱い、適切な冷蔵保存を行えば、約1週間から10日間は快適に遊び続けることが可能だ。