さかなクンの本名は「宮澤正之(みやざわ まさゆき)」という。1975年、東京都に生まれ、神奈川県綾瀬市で育った。画面越しに弾けるあの「さかなクン」という愛称は、彼が中学生時代から呼ばれていたあだ名がそのまま芸名として定着したものだ。
幼少期の宮澤少年は、一度何かに夢中になると周囲の声が耳に入らなくなるほどの集中力を発揮した。小学生の頃、近所の魚屋で出逢ったタコに魅了されたのがすべての始まりだ。毎日毎日、生きているタコを観察し、ノートに精緻なイラストを描き殴る日々。名前の「正之」というまっすぐな響き通り、自らの好奇心に対して極めて純粋に生き抜いてきた男の原点がここにある。