テスラの車検を受ける際、主な選択肢となるのが公式ルートと民間の整備工場だ。主力を担うモデル3やモデルYを中心に、どこに依頼するかで基本工賃や基本点検料には明確な差が生じる。
正規のサービス窓口に依頼した場合、初回車検の費用相場はおおむね7万5,000円から11万円程度に収まる。内訳は、法定費用(自賠責保険料や重量税など)が約2万5,000円から3万円前後、残りの4万5,000円から8万円ほどが整備工賃やシステム診断料、エアコンフィルター等の消耗品交換代だ。モデルXやモデルSなどの大型モデルや、エアサスペンションを搭載する高価格帯グレードになると、工賃設定や部品単価が上がるため12万〜15万円前後を見ておく必要がある。
一方で、国土交通省の認可を受けた一般の指定自動車整備工場に持ち込む場合、基本工賃を低く抑えられる可能性がある。車検基本料が2万円〜4万円程度で設定されている整備工場が多く、法定費用を含めた総額は6万円〜8万円台に収まるケースもある。ただし、民間工場を選ぶ際はテスラ独自の診断ソフトウェアを扱えるか、ジャッキアップポイントを傷つけない専用パッドを備えているかを事前に確認しなければならない。