多くの人が知る基本形は「東京特許許可局」ですが、アナウンススクールや演劇界の現場では、息を継ぐことすら許されない過酷な長文バリエーションが存在します。その代表格が、役職名と行政処分を畳み掛ける拡張版です。
試験や訓練で用いられる「局長全文」のフレーズ
業界内で標準的なフルセンテンスとして知られているのが、以下のテキストです。
「東京特許許可局局長、今日特許許可却下」(とうきょうとっきょきょかきょく きょくちょう、きょう とっきょ きょか きゃっか)
さらに難度を高めたプロ仕様の難関フレーズでは、語尾に理由説明を付け加えた「東京特許許可局許可却下理由(とうきょうとっきょきょかきょく きょか きゃっか りゆう)」という派生パターンも存在します。「局長(きょくちょう)」から「今日(きょう)」、「許可(きょか)」から「却下(きゃっか)」へと推移する際、口腔内の筋肉が連続して超高速の伸縮を強いられるため、プロのアナウンサーですら十分なウォームアップなしでは十中八九つまずきます。 意味としては「架空の役所のトップである局長が、本日申請された特許の認可を却下処分にした」という、一見筋が通っているようでナンセンスなストーリー仕立てになっており、真面目な文面と発音の滑稽さのギャップが笑いを生む仕掛けになっています。