ボトックス韓国製とアラガンの違いは?安さの理由と失敗しない選び方を徹底解説

ボトックス韓国製とアラガンの違いは?安さの理由と失敗しない選び方を徹底解説

ボトックス韓国製とアラガンの違いは?安さの理由と失敗しない選び方を徹底解説について徹底解説いたします。最新の情報をお届けします。

多くの患者が「韓国製=効きが悪い、危険」「アラガン=絶対に失敗しない」という極端な二元論に陥りがちですが、これは医療の現場からすれば完全な誤解です。効果と安全性を左右する本質は、ボトックス注入量単位と推奨頻度を正しく守れているかに集約されます。

ボトックスの投与量は「単位(Unit=U)」で管理されます。標準的な注入量の目安は以下の通りです。

  • 眉間・目尻・口角:各10〜20U(微細な力加減が求められる表情筋)
  • エラ(咬筋):両側合計40〜60U(筋肉の厚みに応じて増減)
  • 肩(僧帽筋)・ふくらはぎ:片側50〜100U(強大な筋肉を緩めるため大量消費)

重大な盲点は、悪質なクリニックによる「過剰希釈(薄めすぎ)」の問題です。ボツリヌストキシン製剤は粉末状態で瓶に密閉されており、施術直前に生理食塩水で溶解して使用します。規定の生食量で溶かせば設計通りの効果を発揮しますが、利益率を上げるために過剰な生食でシャバシャバに薄めて投与するクリニックが依然として存在します。「50単位打ったはずなのに1ヶ月で元に戻った」という不満の裏には、韓国製自体の力価不足ではなく、不当な希釈や保管時の温度管理不全による失活が隠されているケースが後を絶ちません。

また、推奨される投与頻度は最低でも3ヶ月から4ヶ月以上のインターバルを空けることが医学的鉄則です。効果が完全に切れるのを恐れるあまり、2ヶ月程度で追加注入を繰り返す行為は、抗体産生スイッチを自ら押すような暴挙に他なりません。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。