判型で変わる読書体験!本のサイズ一覧と失敗しない選び方徹底解剖

判型で変わる読書体験!本のサイズ一覧と失敗しない選び方徹底解剖

判型で変わる読書体験!本のサイズ一覧と失敗しない選び方徹底解剖の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

なぜ本にはこれほど細かなサイズ分けが存在するのか。その源流をたどると、15世紀にヨハネス・グーテンベルクが実用化した活版印刷技術と、近代日本の用紙規格の歴史に行き着く。西洋から輸入された菊判や、江戸時代の美濃紙にルーツを持つ四六判など、東西の製紙文化が混ざり合いながら独自の発展を遂げてきた。

近代以降、国内の用紙規格はJIS規格(日本産業規格)によってA列・B列として標準化された。しかし、講談社をはじめとする大手出版社が文庫レーベルや新書レーベルを創刊するなかで、各社独自の微妙な断裁寸法や手触りへのこだわりが残された。規格化の波に乗りつつも、手の中で生まれる微細な感触の差を大切にしてきた歴史が、現在の豊かな書籍文化を形作っている。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。