店内奥へ進むと広がるのが、全国のジャンカーが羨望の眼差しを向ける伝説のジャンクコーナーです。通路両脇に積み上げられた青いコンテナボックス(通称:青箱)には、各種ケーブル、ACアダプタ、基板、PCパーツが無造作かつ大量に収められ、週末には真剣な眼差しで底まで探る探索者たちの熱気で満ちています。
特に専門バイヤーからも一目置かれているのが、以下の3つのカテゴリーです。
- 中古オーディオ:山水電気(SANSUI)やパイオニア(Pioneer)、アキュフェーズ(Accuphase)などの名機アンプ、JBLの大型スピーカーがフロアに鎮座。通電確認済み動作品から「音出ず・要コンデンサ交換」といった修理ベースのジャンクまで、価格帯・状態ともに幅広く揃っています。
- 楽器買取と機材群:ギブソンやフェンダーのヴィンテージギターから、往年のローランド・コルグのアナログシンセサイザー、コンパクトエフェクターまで壁一面を埋め尽くします。パーツ欠損品も豊富で、リペア技術を持つミュージシャンの仕入れ場としても機能しています。
- レトロゲーム:ファミコン、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン、セガサターンといった歴代ハードの裸ソフトが整然と並びます。近年世界的な価格高騰が続くヴィンテージタイトルが、思わぬ現状渡し価格で棚に紛れ込んでいるケースも珍しくありません。
現場取材で見えたお宝発掘の鉄則は、「平日の午前中から正午前後を狙うこと」です。週末に持ち込まれた大量の買取品がバックヤードで検品され、値付けを経てフロアへ品出しされるタイミングがまさに平日の日中だからです。また、値札に記載された「チェック日」を確認することで、長期間滞留している商品なのか、陳列されたばかりの鮮度が高い逸品なのかを瞬時に判別できます。