夜間に大船駅周辺を通過した人々から「山の上にピンク色に光る生首が浮いている」「真っ青に照らされていて不気味すぎる」とSNSに投稿されることがあります。漆黒の闇に浮かび上がる鮮烈な色彩は、何も知らない人にとってはホラー映画のワンシーンのように映るかもしれません。
しかし、このライトアップは決してオカルト的な演出ではありません。大船観音寺では社会貢献と平和発信の一環として、目的を持ったカラーライトアップ運動を定期的に実施しています。
妖しげに見えると騒がれるピンク色の光は、10月の「ピンクリボン運動(乳がんの早期発見・治療啓発)」に賛同したものです。また、自閉症啓発デーには「ブルー」、世界平和や特定の追悼行事には「ホワイト」や「オレンジ」など、国際的なメッセージを込めた光が灯されています。遠目には不気味に映る夜の光は、人々の命と健康、そして平和を願う慈悲の祈りそのものです。