大橋未歩の離婚劇において、ネットコミュニティや週刊誌で最も取り沙汰されたのが、「離婚 略奪疑惑の真相」と、再婚相手であるテレビ東京のプロデューサー・上出遼平氏との関係性でした。2016年1月、大橋が自身の番組およびSNSを通じて「前夫との離婚」と「10歳年下のテレビ東京社員との再婚」を同時に発表したことで、世間には大きな衝撃が走りました。
当時、ネット掲示板やSNSでは「献身的に看病してくれた夫を捨てたのではないか」「婚姻関係が継続している間に上出氏と不倫関係にあったのではないか」という痛烈なバッシングが巻き起こりました。しかし、この疑惑は事実関係を時系列で見直すことで誤解であることが明白になります。
報道各社の裏付け取材によると、城石との離婚が法的に成立したのは2015年春。一方、社内コンペ企画などで接点を持っていた上出氏との距離が縮まり、真剣交際に発展したのは離婚成立から数カ月が経過した2015年の初秋以降でした。民法が定めていた女性の再婚禁止期間を遵守した上で、同年12月下旬に婚姻届を提出しています。
では、なぜ大橋は10歳年下の上出遼平氏との再婚を選んだのか。上出氏は後にテレビ東京の看板異色ドキュメンタリー『ハイパーハードボイルドグルメリポート』を手掛け、自らの身体を張って世界の危険地帯や極限状態に生きる人々を活写した鬼才クリエイターです。大橋は死の恐怖を乗り越えた自身と、常識や既存の枠組みに囚われず命の生々しい本質を見つめる上出氏の哲学に強く共鳴しました。「守られる立場」から脱却し、「対等な表現者・開拓者」として人生を共に歩めるパートナーを見出したことが、上出氏との再婚理由の本質と言えます。