Q1:足がどうしても水中に沈んでしまい、下半身が浮きません。どうすれば改善しますか?
A1:足が沈む原因の9割はキック力不足ではなく、頭が上がっていることと背中の反りです。水中で目線を真下(プールの底)に向け、顎を軽く引いて後頭部を水面に乗せる意識を持ってください。また、お腹に軽く力を入れて骨盤をまっすぐに整えることで、浮力の中心が前方に移動し、下半身は自然と浮上します。
Q2:息継ぎのときに水を飲んでしまい、恐怖心があります。防ぐ方法はありますか?
A2:顔を横に向ける前に、水中で鼻からしっかりと息を吐き続けているか確認してください。水面に出た瞬間に「パッ」と口を開ければ、気道内の圧力差で自然に空気が入ってきます。また、頭を完全に水から出そうとせず、下側のゴーグルが水に浸かった状態を保つと、口元にできる空気のくぼみ(バウウェーブの引き波)を使って水を飲まずに呼吸できます。
Q3:大人がゼロからクロールをマスターするまで、どのくらいの期間が必要ですか?
A3:週1〜2回(1回45分程度)の練習を継続した場合、本記事で紹介した4ステップのドリルを忠実にこなせば、平均して約1〜2ヶ月で「力むことなく25〜50mを楽に泳ぎ切る」感覚を体得できます。筋力トレーニングよりも、身体のバランス感覚を養う脱力ドリルに時間を割くことが最短達成の秘訣です。