多くのファンが胸を痛め、ネット上でも議論が絶えなかったのが、一期生・二期生を中心とした卒業の連鎖です。齊藤京子に始まり、加藤史帆、東村芽依、丹生明里、濱岸ひよりといった看板メンバーの卒業が続いた際、SNSでは様々な憶測が飛び交いました。
しかし、取材関係者や各メンバーの公式ブログ、卒業セレモニーでの発言を丹念に追うと、巷で囁かれるような内部対立などの不穏な要因は見当たりません。真の理由は極めて前向きかつ現実的な「個人のキャリア設計と年齢的節目」です。
アイドルの活動領域が広がるなか、20代半ばから後半に差し掛かるタイミングは、舞台俳優、ソロアーティスト、ファッションモデル、タレントとして独立するための勝負期にあたります。グループの看板に甘えることなく、次のステップへ進む決断が一時期に重なったというのが事実に即した見立てです。
新体制に対するネットの反応は、初期こそ「全員選抜の絆が失われる」という拒絶反応も見られましたが、選抜落ちを経験したメンバーが「ひなた坂46ライブ」で鬼気迫るパフォーマンスを見せ、冠番組『日向坂で会いましょう』でオードリーにいじり倒される姿を通して、徐々に「健全な活性化」として受け入れられていきました。現在のコミュニティでは、各期が切磋琢磨するストーリー性に熱烈な支持が集まっています。