良かれと思って選んだ一足が、周囲に「だらしない」「TPOを弁えていない」と判断されてしまうケースは少なくありません。オフィスカジュアルのスニーカーNG例として、特に現場での指摘が多いパターンを整理しました。
第一に挙げられるのが、汚れやソールのすり減りを放置した靴です。どれほど高価なブランドであっても、雨じみやくすんだキャンバス地は清潔感を決定的に損ないます。身だしなみの基本は手入れの行き届いた清潔さにあり、手入れを怠ったスニーカーは履き古した革靴以上に悪目立ちします。
第二に、過剰なボリュームを持つダッドスニーカーやトレイルランニング用シューズです。ソールが厚すぎたり、アウトソールが極端に張り出したりしているデザインは、スラックスの裾を乱し、全体のシルエットを崩します。オフィスカジュアルのスニーカーマナーにおいて、足元だけが浮いてしまうオーバーサイズな造形は避けるのが賢明です。
第三に、かかとを踏んで履く行為やかかとの潰れ、そして長すぎて地面に垂れ下がったシューレースです。歩行時のだらしなさは本人の勤労意欲や几帳面さを疑わせる要因になり得ます。脱ぎ履きのしやすさだけを優先したスリッポン型スニーカーも、カジュアル度が高くなりすぎるため初対面の場には適しません。