漢方薬は適切に使えば優れた効果を発揮する伝統医薬品ですが、肺リスクを考慮した場合、患者側の条件によって利用姿勢を厳格に分ける必要があります。
漢方薬を安全に活用できる人の条件
- 医師・薬剤師から処方目的と生薬構成の説明を明確に受けている人
- 服用期間を「数日〜数週間」と限定し、漫然とした長期服用を避けている人
- 体調の変化(特に呼吸器症状)に対して客観的にモニタリングができ、異変時にすぐ受診できる人
漢方薬の服用に極めて慎重になるべき人の条件
- すでに間質性肺炎や肺線維症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの基礎疾患を抱えている人
- インターフェロン治療中や、複数の免疫抑制薬を併用している人
- ネットや知人の口コミだけを頼りに、ドラッグストアでオウゴン含有製剤(防風通聖散や辛夷清肺湯など)を自己判断で長期連用しようとしている人
- 「咳が出ているから」と原因を調べずに市販の咳止め漢方を飲み続けている人