クレジットカードの整理において、不要なカードを解約するのは適切な家計管理の一環です。しかし、エポスカード解約におけるデメリットを把握しないまま解約ボタンを押してしまうと、取り返しのつかない損失を被ることがあります。特に多くの利用者が後悔している5つのポイントを整理しました。
第1の落とし穴が、エポスカードのポイント失効です。カードを解約した瞬間に、貯まっていたエポスポイントはすべて消滅します。通常カードでは有効期限が2年、ゴールド・プラチナカードでは無期限となっているため、残高を意識せずに放置している人が少なくありません。1ポイント=1円相当としてマルイ店舗でのショッピング割引やAmazonギフトカード、他社マイルへ移行できるため、解約前に1ポイント残らず使い切る必要があります。
第2に、エポスETCカードも同時に解約・利用停止となる点です。親カードであるエポスカードを解約すると、紐づいているETCカードも即座に無効化されます。これを知らずにETCレーンへ進入し、ゲートが開かずに急停車する重大な危険トラブルが頻発しています。車載器からカードを抜き、別の有効なETCカードへの差し替えを済ませてから手続きを行わなければなりません。
第3に、公共料金や定期課金の決済エラーです。電気・ガス・水道料金、スマートフォンの通信料、サブスクリプションサービスの支払いにエポスカードを設定している場合、カード解約によって支払いが滞り、最悪の場合はサービスの利用停止や延滞利息が発生します。支払い方法の変更が各社のシステムに反映されるまで数日から数週間を要するため、確実に別カードへ切り替わったことを確認した上で解約するのが鉄則です。
第4に、エポスゴールドカードを解約する際の注意点が挙げられます。インビテーション(招待)経由で手に入れたゴールドカードは通常5,000円(税込)かかる年会費が「永年無料」となっていますが、一度手放すとその優遇措置は完全に消滅します。再度ゴールドカードを持つには再度招待を待つか、自ら申し込んで年会費を支払う必要があります。
第5に、短期解約が信用情報に与える影響です。カード入会から半年未満で解約した場合、個人信用情報機関(CICなど)に入退会の履歴が記録され、いわゆる「特典目的の短期解約」と見なされるリスクがあります。短期間での再入会や他社カードの新規発行審査で不利に働く可能性があるため、ある程度の利用実績を作ってからの手続きが推奨されます。