三鷹寮の最大の特徴は、都内の一人暮らしでは考えられない圧倒的な費用の安さにあります。東京大学三鷹国際学生宿舎の家賃・費用の内訳を見ると、毎月の「寄宿料」はわずか月額4,700円に設定されています。これに共益費や自治会費、各自の使用量に応じた電気・水道料金の実費を加えても、毎月の住居費は総額1万5,000円前後に収まるケースがほとんどです。
近隣の三鷹市や吉祥寺エリアで民間アパート(ワンルーム・バストイレ別)を借りた場合、相場は月額7万〜9万円程度に達します。年間で比較すると70万〜90万円近い差が生じる計算です。なぜこれほどの破格設定が可能なのかといえば、三鷹寮が民間運営の収益物件ではなく、東京大学教養学部の学生宿舎として国の修学支援・学生支援を目的とした公的福利厚生施設として設置されているためです。
営利目的を一切排除し、優秀な学生が経済的困窮によって学業を断念することがないよう配慮されたセーフティネットとしての役割を果たしていることが、この激安家賃の根拠となっています。