関東の体育会テニス部員が年間を通じて挑むサーキットは、大きく「個人戦」と「団体戦」の2つの軸で構成されています。関東学生テニス連盟が主催する公式戦は、単なるタイトル争いにとどまらず、全日本学生テニス選手権大会(インカレ)への出場枠配分や、秋のリーグ戦におけるシード権・オーダー編成に直結するシビアな仕組みです。
シーズンの幕開けを告げるのは、毎年春(予選4月中旬〜本戦5月上旬)に開催される関東学生テニストーナメント大会(通称:春関)です。新入生を迎えた各校が初陣として挑むこの大会で上位に進出した選手には、夏のインカレ本戦・予選への出場権が付与されます。続いて8月中旬から下旬にかけて開催されるのが関東学生テニス選手権大会(通称:夏関)であり、インカレ直前の実力試しおよび秋季に向けた前哨戦として熱戦が繰り広げられます。
そして晩秋から早春にかけては、主に中堅・若手層の登竜門となる関東学生新進テニス選手権大会(新進)が開催され、翌シーズンのブレイクを狙う選手たちが熾烈なドローを戦い抜きます。公式発表資料によると、2026年のウェブサイト統合以降、連盟の公式X(@gakuren_kanto)や公式Instagramなどを通じた即日ドロー更新・試合進行速報が定着しており、選手や関係者だけでなく一般のファンにとっても戦況がリアルタイムで追える環境が整っています。