現在における片桐はいりの活動は、円熟味を増した演技力とともに、インディペンデント映画からメジャー作品まで縦横無尽に広がっています。公式発表資料や映画関係者の証言によると、オダギリジョーがプロデューサーとして名を連ね、余貴美子が主演を務めた池田暁監督の最新映画『妖怪、化物をひろう』(新宿武蔵野館ほか全国順次公開)への出演でも大きな脚光を浴びました。日台の実力派キャストが集結する独特の寓話的世界観のなかで、片桐はいりの現在はまさに「作品の屋台骨を支える名バイプレイヤー」としての確固たる地位を証明しています。
テレビ界でもその需要は衰えを知りません。話題を呼んだNHK夜ドラ『ミワさんなりすます』では、大富豪の屋敷を取り仕切るベテラン家政婦・一駒和枝役を好演。フランス語を操り、鋭い洞察力で主人公の本音を静かに見抜く立ち居振る舞いは、SNS上でも「はいりさんにしか出せない緊張感と温かさ」「一瞬で空気を支配する怪演」と絶賛を集めました。
1963年1月18日生まれ、東京都大田区出身。本名・片桐由美。スターダストプロモーションに所属し、60代を迎えた今もなお、消費されることのない独自のポジションを維持しています。単にオファーをこなすのではなく、自分が心から面白いと感じる作品を選び取る審美眼こそが、近年の充実した活動を支える原動力です。