Q1:測定直前のウォーミングアップで即効性のあるメニューはありますか?
A1:静的ストレッチ(ゆっくり伸ばす運動)は筋肉の収縮スピードを一時的に落とすため直前には不向きです。股関節周りを大きく動かすダイナミックストレッチ(ランジウォーク、脚の前後・左右スイング)や、ピッチを高める「高速もも上げ」、短い距離(15〜20m)のダッシュを2〜3本行い、神経系と心拍数を高めた状態で本番に臨むのが効果的です。
Q2:どうしてもスタートで出遅れてしまいます。合図に対する反応を速くするコツは?
A2:スタートの合図を「耳で聞いてから動く」のではなく、「音が鳴った瞬間に反射で前腕を振り下ろす」イメージを持ちましょう。人間は視覚よりも聴覚の刺激に対して速く反応できます。ペアを組み、手を叩く音に反応して素早く1歩目を踏み出す「反応ダッシュ練習」を数回繰り返すだけで、反応の遅れは劇的に改善します。
Q3:土の校庭と陸上競技場の全天候トラックでタイムに差は出ますか?
A3:明確な差が出ます。全天候型ウレタン舗装トラックは反発力が高くグリップが効くため、砂で足元が滑りやすい土の校庭に比べて0.1〜0.3秒程度タイムが速くなるのが一般的です。土のグラウンドで走る際は、足が流れて空転しないよう、上体を前傾させたまま真下に踏み込む意識をより強く持つことが重要です。