スチレンボードを選ぶ際、作品のクオリティを左右する最大の要素が「厚さ」と「表面加工の仕様」です。市販されているスチレンボードは主に1mm、2mm、3mm、5mm、7mmのバリエーションが存在し、それぞれ適した用途が明確に分かれています。
厚さごとの主な使い分けは以下の通りです。
・1mm〜2mm:細かな模型パーツ、曲面を作りたい部分、小さなペーパークラフトの補強。
・3mm:縮尺1/100前後の建築模型の壁面、軽量な卓上POP、うちわ文字の立体パーツ。
・5mm:最も汎用性が高く標準的な厚み。大型ポスターのバックパネル、推し活のネームボード、イベント展示パネル。
・7mm:等身大パネル、自立型大型ディスプレイなど、絶対にたわませたくない大判構造物。
また、表面の仕様としては、両面に紙が貼られた「両面紙貼りタイプ」、紙が貼られておらず熱線カットに適した「素板タイプ」、そして粘着剤があらかじめ塗布された「片面のり付きタイプ(代表格:プラチナ万年筆の『ハレパネ』など)」が広く流通しています。ポスターや写真、プリントアウトした推し活グラフィックを手間なく美しくマウントしたい場合は、気泡が入りにくく剥離紙を剥がすだけで密着する片面のり付きタイプが圧倒的な作業効率を誇ります。