現場取材やアンケート調査から収集した進研ゼミ中学講座の口コミを分析すると、受講生の学習スタイルや保護者の関わり方によって、評価が明確に二極化している実態が見えてきます。
利用者の満足度が高い声として目立つのは、「学校の教科書にぴったり合致した定期テスト対策ができる」という点です。全国の公立中学校で採用されている教科書タイプごとに教材が最適化されているため、テスト範囲に直結した予想問題演習が可能です。「部活で帰宅が20時を過ぎても、1回15分の集中設計なので隙間時間でこなせる」「テスト前の暗記ブックが神がかって役に立った」といった声が多く寄せられています。
一方で、実際の運用面では学習スタイルの選択に関する課題も浮き彫りになっています。現在、進研ゼミ中学講座ではタブレットと紙教材を組み合わせた「ハイブリッドスタイル」と、紙教材中心の「オリジナルスタイル」の2種類が提供されています。それぞれに異なるメリットと課題が存在します。
専用端末である中学生向けチャレンジパッドを使用するハイブリッドスタイルでは、AIによる自動採点や個別の弱点分析が受けられる利便性がある反面、タブレット学習のデメリットを指摘する声も少なくありません。「タッチ操作に慣れすぎて途中式を書く習慣が薄れる」「選択式問題を適当にタップして進めてしまう」「画面のブルーライトによる目の疲労」など、デジタル特有の課題に悩む家庭も見受けられます。書く力を重視したい層からは、依然としてオリジナルスタイルが根強い支持を集めています。