留学生からの出願が殺到しているのが、イタリア語を一切話せなくても出願・卒業が可能なボローニャ大学 英語コースです。経済学、経営学、国際関係学、データサイエンス、工学など多岐にわたる分野で英語プログラムが提供されています。
世界中から俊英が集まる「英語医学部」の超難関倍率
特筆すべきは、ボローニャ大学 医学部(Medicine and Surgery in English)の存在です。6年制の統合学位プログラムであり、卒業時にはEU全域で通用する医師免許の受験資格が得られます。学費が極めて安価であることから世界中から受験生が押し寄せ、合否はイタリア教育省が主導する共通適性試験「IMAT(International Medical Admissions Test)」の一発勝負で決まります。
非EU枠の合格倍率は数十倍に達し、論理的思考力、科学(生物・化学・物理・数学)、一般教養を英語で完璧に解き切るハイレベルな学力が求められます。
知っておくべき入学条件と出願方法のタイムライン
一般的な学士課程への出願にあたっては、日本の高校卒業要件(初等教育から数えて通算12年以上の正規教育課程を修了していること)が必須のボローニャ大学 入学条件となります。12年に満たない国の出身者はファウンデーションコースの履修が必要ですが、日本の全日制高校を卒業していればこの要件はクリアできます。
公式なボローニャ大学 出願方法は、イタリア政府の公式留学生ポータルサイト「Universitaly」を経由して行われます。標準的な出願スケジュールは以下の通りです。
- 11月〜翌年3月(早期選考期):各専攻の募集要項(Bando di concorso)を確認し、英語適性試験「TOLC(TOLC-EやTOLC-Iなど)」やSATを受験。英語力証明(IELTS 6.0〜6.5以上またはTOEFL iBT)を準備。
- 4月〜6月(公式出願):大学の出願ポータルから書類(成績証明書、志望理由書、試験スコア)を提出し、内定(Letter of Eligibility)を取得。
- 6月〜8月(Universitaly登録とビザ申請):Universitalyポータルで大学と専攻を正式紐付けし、在日イタリア大使館・領事館にて学生ビザ(Type D)の発給申請を実施。
- 9月〜10月(渡航・本登録):現地到着後、滞在許可証(Permesso di Soggiorno)を申請し、秋学期から受講開始。