Q1:築年数が2006年以前の住宅の壁に画鋲やピンを刺すのは危険ですか?
A1:石膏ボードなどのレベル3建材に細い画鋲やピンを刺す程度であれば、発生する粉塵はごくわずかであり、直ちに重篤な健康被害を引き起こす可能性は極めて低いとされています。ただし、電動ドリルでの穴あけやサンダーがけ、ノコギリによる切断は大量の微細粉塵が飛散するため、事前調査なしに絶対に行ってはなりません。
Q2:自分で壁の一部を削り取って検査機関に郵送してもいいですか?
A2:自己採取は推奨されません。検体を削り取る行為自体が飛散の原因となる上、採取箇所が不適切だと正確な分析結果が得られないためです。分析検査を依頼する場合は、資格を持つ専門業者に現場採取から依頼するか、専門キットの手順に厳格に従って湿潤化(水を吹きかける等)と密閉養生を行ってください。
Q3:アスベストの調査費用や除去工事に自治体の補助金は使えますか?
A3:多くの自治体で、吹き付けアスベスト(レベル1・2)の含有調査や除去・封じ込め工事を対象とした助成金制度が用意されています。補助率は自治体によって異なりますが、調査費用の全額または一部(上限10万〜25万円程度)が補助されるケースがあります。工事着工前の申請が条件となるため、事前に各市区町村の建築指導課へ確認することをお勧めします。