新入生の獲得競争も、かつてのビラ配りから完全にデジタル空間へと移行した。現在、多くの団体がTikTokやInstagramのショート動画を活用し、サークルの雰囲気を可視化している。しかし、それは同時に「見えすぎる」ことによる弊害も生んでいる。
「SNSのキラキラした投稿を見て入ったけれど、実際の雰囲気とギャップがありすぎてすぐに辞めた」という声は後を絶たない。そのため、最近ではあえてクローズドなコミュニティ設計にし、紹介制や事前のオンライン面談を必須とするインカレサークルも増えている。ミスマッチを防ぐための「フィルター」が、2026年の新歓シーンにおける新たな常識になりつつあるのだ。