ブロッコリーも実は同種?キャベツ仲間野菜の驚きの正体と栄養比較の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
アブラナ科野菜が世界的な健康ブームや医療研究で重視される最大の理由は、抗酸化作用や解毒酵素の活性化を促す含硫化合物「グルコシノレート(体内でイソチオシアネートやスルフォラファンに変化)」を共通して含んでいる点です。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」等の公的データを基に、可食部100gあたりの主要栄養素を比較検証した結果が以下の通りです。
野菜名分類区分ビタミンC (mg)β-カロテン当量 (μg)食物繊維総量 (g)主な特有成分・強みキャベツ(結球・生)淡色野菜38501.8ビタミンU(胃粘膜保護)ブロッコリー(生)緑黄色野菜1409005.1スルフォラファン・高タンパク質ケール(生)緑黄色野菜8129003.7ルテイン・カルシウム(220mg)芽キャベツ(生)緑黄色野菜1607105.5ビタミンC含有量がキャベツの約4倍カリフラワー(生)淡色野菜81182.9加熱に強いビタミンC・低糖質コールラビ(生)淡色野菜57微量2.1カリウム(390mg)・水分補給
データから明らかなように、同じ原種を持ちながらも、芽キャベツやブロッコリーはキャベツの3〜4倍以上のビタミンCを誇ります。また、ケールは緑黄色野菜の基準値(β-カロテン600μg以上)を大幅に上回る2900μgを含み、牛乳に匹敵するカルシウム量を備えている点が見逃せません。