植物を庭に迎え入れる行為は、住まい手の心理状態や生活様式と深く結びついています。ガーデニングにおける後悔の多くは、植物そのものの性質ではなく、「自然物を完全にコントロールしたい」という人間の願望と、植物の旺盛な生命力との間に生じる摩擦から生じるものです。
ロンギカウリスタイムが庭の境界線を越えて暴れ回るとき、庭主は「庭が荒らされている」「自分の領域が侵犯されている」という心理的ストレスを抱きます。これを防ぐためには、物理的な「見切り材(エッジングフェンスや深さ15cm以上の根止めシート)」を設置し、明確な境界線(バウンダリー)をあらかじめ敷いておくことが、メンタル面でも庭園管理の上でも決定的に重要です。
ロンギカウリスタイムの導入をおすすめできる人
- 日当たりと風通しが抜群の法面(斜面)やロックガーデンを緑化したい人(水はけが良いため病気知らずで育つ)。
- 年に1〜2回、花後の刈り込みや伸びすぎたツルのトリミング作業を楽しめる人。
- 少々境界をはみ出しても、それを「自然な風合い」として大らかに受け入れられる人。
- 芝生のように全面を均一に刈り揃えるよりも、季節の移ろいと香りを楽しみたい人。
導入を一度立ち止まって見送るべき人
- 日当たりが悪く、水はけの悪い粘土質の土壌を改良せずにそのまま使おうとしている人。
- 「完全放置・ノーメンテナンスでずっと綺麗な状態」を期待している人。
- 敷地境界線が隣家と近く、ブロック塀の隙間や隣家の敷地への侵入を絶対に防ぎたい人。
- 子供やペットが日常的に走り回るプレイスペースとしての緑化を求めている人。