スティーブ・ジョブズ最後の言葉「Oh Wow」の真相!感動の遺言はデマだった?

スティーブ・ジョブズ最後の言葉「Oh Wow」の真相!感動の遺言はデマだった?

スティーブ・ジョブズ最後の言葉「Oh Wow」の真相!感動の遺言はデマだった?について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

一方で、SNSやブログ、動画プラットフォームなどで定期的に拡散され続ける有名な「ジョブズの遺言」が存在します。「私はビジネスの世界で成功の頂点を極めた。…しかし病床に横たわり、人生を振り返ると、誇りにしてきた富や名声は死を前にして色あせてしまった…」という長文のテキストです。

結論から申し上げますと、この「病床の手記」は100%偽物(デマ)です。ジョブズ本人が執筆した事実も、口述筆記させた記録も一切存在しません。

デマと断定できる決定的な根拠は以下の通りです。

第一に、ウォルター・アイザックソンがジョブズ本人への40回以上の公式インタビューと100人を超える関係者への取材をもとに執筆した公式伝記『スティーブ・ジョブズ』の中に、このような手記への言及は一切ありません。

第二に、Apple社や妻ローレン・パウエルをはじめとする遺族関係者からも、このような手記が発表された記録は皆無です。

第三に、手記で語られる「富を後悔し、家族や愛だけが大切だったと懺悔する」というセンチメンタルな文体は、生涯にわたってテクノロジーとリベラルアーツの交差点に立ち、妥協なき製品作りを追求し続けたジョブズの肉声や思想と完全に矛盾しています。

この偽の手記は、英語圏の匿名掲示板やチェーンメールで2015年頃から流通し始め、やがて自動翻訳や意訳を介して日本国内のSNSやビジネス系コミュニティへと拡散していった経緯が確認されています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。