Q1:皮膚科で漢方を処方してもらうと保険適用になりますか?費用はどれくらいですか?
A1:ニキビ(尋常性痤瘡)は公的な病名であるため、医師が治療上必要と判断してツムラやクラシエなどの医療用漢方エキス製剤を処方する場合は、全額保険適用(3割負担)となります。診察料を含めても、1ヶ月あたりの自己負担額は約1,500円〜2,500円程度で済むケースが一般的です。市販の漢方薬をドラッグストアで買い続けるよりも圧倒的に経済的で、生薬の含有量(エキス濃度)も医療用の方が高く設定されています。
Q2:漢方を飲み始めてからニキビが増えました。好転反応ですか?それとも合っていませんか?
A2:好転反応ではなく、処方が体質(証)に合っていない可能性、または生薬による胃腸障害やアレルギー反応を強く疑うべきです。特に赤みが増したり、痒みを伴う細かい発疹が出現したり、下痢や胃もたれを伴う場合は、内服を一旦中止して速やかに処方医の診察を受けてください。体質に合わない漢方を「毒出しだから」と我慢して飲み続けることは、肌状態の慢性的な悪化を招くだけです。
Q3:ドラッグストアで買える市販のニキビ漢方と、皮膚科で出される漢方は何が違いますか?
A3:処方名が同じ(例:十味敗毒湯)であっても、市販薬は一般の消費者が自己判断で安全に服用できるよう、生薬の有効成分エキス量が医療用の半分から3分の2程度(満量処方ではない)に抑えられている製品が少なくありません。また、皮膚科医による脈診・舌診・腹診や問診を経ずに自己判断で選ぶと、実証向けと虚証向けを取り違えるリスクが高くなります。最短距離で改善を目指すなら、初めから皮膚科で診察を受けるのが合理的です。