学園の校舎を歩いて最も目を引くのが、最先端の機材がずらりと並ぶメイカースペースだ。ドルトン東京学園中等部・高等部では、科学・技術・工学・芸術・数学を横断するSTEAM教育プロジェクトがカリキュラムの中核に据えられている。
生徒たちは3Dプリンターやレーザーカッターを日常の文房具のように使いこなし、地域課題の解決やロボット開発、環境データの可視化に取り組む。教科ごとの縦割り授業では決して生まれない、領域横断型の思考力。教科書に正解が載っていない課題に対して、仮説を立て、プロトタイプを作り、実験を繰り返す。その泥臭い試行錯誤のプロセスこそが、この学園が誇る最強の知性錬成法だ。