不安が解消されたところで、最も気になるのはその味と本家あべや 恵比寿店 評判の実際です。生産責任者直営という看板は伊達なのか、それとも本物なのか。現地での実食ルポと、各グルメ媒体に寄せられたリアルな声を精査しました。
暖簾をくぐると、半世紀にわたり秋田の蔵元で酒を搾り続けてきたという歴史的な骨董品「酒槽(さかふね)」が重厚な存在感を放ちます。地下空間特有の隠れ家感と、洗練された大人の和モダンの設えが心地よい緊張感を漂わせています。
看板料理である「本家あべや 恵比寿 親子丼」は、一般的な鶏料理店のそれとは一線を画します。使用される比内地鶏は、秋田の大自然の中で通常のブロイラーの3倍以上にあたる150〜180日もの日数をかけて平飼い放し飼いされたもの。提供された丼の蓋を開けた瞬間に立ち上る炭火の芳香と、鮮やかな濃い山吹色の卵の半熟加減は息を呑む美しさです。
グルメサイトやSNSに投稿された比内地鶏 極上親子丼 口コミを分析すると、感動の声が多数を占めています。
「ひと口噛んだ瞬間の跳ね返すような力強い弾力と、噛むほどにあふれ出る濃密な旨味に驚かされた。甘さを控えた出汁が鶏本来の脂の甘みを引き立てており、飲み込んだ後の余韻が長い」
「一般的なふわとろ親子丼は肉が卵の引き立て役に甘んじていることが多いが、あべやの親子丼は完全に肉が主役。香ばしい皮目の焼き加減がアクセントになっていて最後まで飽きさせない」
多彩な秋田純米酒処 あべや メニューの中でも、比内地鶏のレバーの甘露煮、素材のポテンシャルをストレートに味わう串焼き各種、さらにはフレンチの技法を融合させた比内地鶏のアヒージョなど、酒肴の完成度も極めて高く評価されています。単なる郷土料理の枠に収まらないモダンなプレゼンテーションが、恵比寿に集う高感度な大人の胃袋を掴んでいます。