Q1:三角形の重心の公式を簡単に覚えるコツはありますか?
A1:座標平面上では「3頂点の $x$ 座標の平均と $y$ 座標の平均(3で割るだけ)」と覚えるのが最も直感的です。幾何的には「3本の中線の交点で、2:1に内分する点」とセットで頭に入れておくと、作図問題でも迷いません。
Q2:穴が開いた板(くり抜き図形)の重心はどう計算すれば良いですか?
A2:「くり抜く前の全体」から「くり抜いた部分」を引く、「負の質量のモーメント」を使うのが鉄則です。全体の重心位置(通常は原点)を基準にして、$M_{\text{全体}} \times 0 = M_{\text{残り}} \times x_G + M_{\text{くり抜き}} \times x_{\text{穴中心}}$ というつり合いの式を立てれば1行で解けます。
Q3:物理の重心と数学の重心(幾何中心)は何が違うのですか?
A3:対象物の密度が一様であれば両者は完全に一致します。しかし、部分的に重い素材が使われているなど密度に偏りがある場合、幾何中心は図形の中心にとどまりますが、物理の重心は密度の高い(重い)側へ引き寄せられます。
Q4:四角形の重心を作図だけで正確に求める方法はありますか?
A4:対角線 $AC$ で分けた2つの三角形の重心を結ぶ線分と、もう一方の対角線 $BD$ で分けた2つの三角形の重心を結ぶ線分を引き、その2本の線分が交わる点が正確な重心です。対角線の交点ではない点にご注意ください。