近年、視覚的トレンドの発信地となっているのがPinterestとTikTokだ。かつては手作業によるシンプルな画像編集が主流だったが、現在はプロ顔負けのグラフィックデザインを取り入れたタイポグラフィや抽象アート風のペア画がトレンドの最前線に浮上している。
主要なソーシャル・ネットワーキング・サービスにおいて、視覚情報はアカウントのアイデンティティそのものを左右する。若年層のクリエイターたちは、色彩構成や余白の取り方を計算し尽くしたアセットを素早く拡散し、それを自分流にアレンジして楽しむ新たなデジタルカルチャーを形成している。