逮捕後、担当弁護士や外部の支援者を通じて公開されるようになったのが、渡邊受刑者の「獄中日記」や手記です。ノート数冊に及ぶ手書きの文章やイラストには、彼女自身の生い立ちや内面が赤裸々に綴られていました。
手記によると、彼女は幼少期から家庭内での虐待やネグレクト、学校でのいじめを経験し、自己肯定感を育めないまま育ったと主張しています。成人後に居場所を求めて流れ着いた新宿・歌舞伎町でホストに出会い、金銭を支払うことでしか他者との関係を維持できないという強い強迫観念に囚われていった経緯が描写されています。
これらの手記がSNSや支援者ブログで公開されると、ネット上では「生い立ちは悲惨だが、騙された被害男性の苦しみとは別問題」「自己正当化が透けて見える」という厳しい批判が上がる一方、「搾取構造の犠牲者でもある」「ホスト依存の精神的背景を考えさせられる」といった同情や分析の声も寄せられ、世論を二分する議論が巻き起こりました。現在は外部との手紙のやり取りなどを通じ、刑務所内で反省と服役の日々を送っています。