ワークマンが公表している出店データや決算説明資料によると、グループ全体の店舗網は全国1,000店舗体制を大きく超えて拡大を続けています。その屋台骨を支える中核業態こそが「ワークマンプラス」です。かつては実験的な新業態としてロードサイドや大型商業施設へ華々しく投入されましたが、2026年現在の流通勢力図において、その位置づけはより洗練されたものへと深化しています。
現在、ワークマンの店舗ポートフォリオは、職人向けの「従来型ワークマン(通常店)」、一般客を取り込む「ワークマンプラス」、女性層やファミリーに特化した「#ワークマン女子」、そしてファッション性を前面に押し出した「Workman Colors(ワークマンカラーズ)」へと多層化しています。その中心に位置するワークマンプラスは、プロの現場職人と一般コンシューマーを結ぶ「万能型ハイブリッドストア」としての機能を担っています。
直近の出店傾向を見ると、単なる小型店ではなく、売場面積を広めに確保した郊外型ロードサイドの大型店舗や、地方中核都市のバイパス沿いへのスクラップ&ビルドによる大型化が目立ちます。新店舗オープン情報が公開されるたびに、駐車場スペースを潤沢に備えたロードサイド店が即座に地域コミュニティの購買拠点として定着する現象が各地で確認されています。