吉永小百合の夫である岡田太郎氏は、日本のテレビ草創期から業界の発展に大きく寄与した名プロデューサーとして知られています。1930年生まれの岡田氏は、早稲田大学を卒業後、文化放送を経て開局間もないフジテレビジョンに入社しました。
フジテレビ時代には数々の人気ドラマやドキュメンタリー番組の演出を手掛け、卓越した手腕を発揮。当時のテレビ業界きっての「知的でダンディな敏腕ディレクター」として社内外から厚い信望を集めていました。その後、フジサンケイグループの中核制作会社である共同テレビジョン(現・共同テレビ)の代表取締役社長、さらには代表取締役会長を歴任し、名実ともに放送界のトップマネジメントとして手腕を振るいました。
大女優の夫という看板に甘んじることなく、自身もメディアの世界で確固たるキャリアと実績を築き上げた人物であり、吉永小百合が仕事の相談を最も信頼して打ち明けられる良き理解者であり続けました。