コンビニ大手3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)におけるおでんの展開方針には、各社の差別化戦略が色濃く反映されています。
特にセブンイレブンが他社をリードしているのは、「つゆだしの地域最適化」です。北海道・東北エリアでは煮干しや濃口醤油を効かせた力強い味わい、関東ではかつお節ベースのすっきりとした琥珀色だし、関西では昆布と薄口醤油の上品な旨味、九州ではあご(トビウオ)だしと甘口醤油を効かせるなど、長年培われた地域別レシピが今なお商品開発に息づいています。
割引キャンペーンに関しては、かつて定番だった「レジ横おでん全品70円均一セール」の開催は見られなくなりました。現在は「セブン‐イレブンアプリ会員限定の20円引きクーポン」や、宅配サービス「7NOW」を通じたまとめ買いポイント還元など、デジタルツールを活用した販促へ完全に移行しています。