地方創生と国公立大学の役割が再定義される現在、香川大学への進学を選択肢に入れるべきか否か。受験生の適性と将来設計から、冷徹な判断基準を提示します。
◎ 香川大学が極めて適している受験生
- 将来的に四国・瀬戸内エリアでの定着を視野に入れている人:地元自治体、公務員、地場有力企業への就職において、絶大な信頼とOB・OGネットワークを享受できます。
- 共通テストで堅実に6割〜7割前半を揃えられるバランス型:極端な苦手科目がなく、共通テスト逃げ切り型の配点を有利に活かせるタイプに最適な入試構造です。
- 研究テーマが明確な農学・理工・医学志望者:希少糖研究に代表される農学部や、改組によって産学連携が進む創造工学部など、実学志向の学びを深めたい人には恵まれた環境が整っています。
▲ 出願に対して慎重な再考が必要な受験生
- 東京・関西の大手総合商社や外資系企業への就職を第一志望とする人:いわゆる「学歴フィルター」の観点で、首都圏私立最上位(早慶上理・MARCH)や旧帝大層と正面から競り合うには、相当な課外活動実績や自己研鑽が求められます。
- 華やかなキャンパスライフや大都市での刺激を優先したい人:高松市は利便性の高い中核都市ですが、東京や大阪のようなメガシティのエンタメ環境とは根本的にスケールが異なります。
- 2次試験での大逆転に過度な期待をかけている人:前述の通り共通テスト配点比率が高いため、一発逆転狙いのギャンブル出願は極めて討死確率が高くなります。