「高機能な美容液を使っているのに効果が出ない」と嘆く人の約8割が、最初のステップで致命的なミスを犯している。その最たるものがまつげ美容液 スキンケアの順番の取り違えだ。一般的なスキンケアの常識では「化粧水→美容液→乳液」というステップを踏むが、まつげ美容液においてこの順序は通用しない。
化粧水に含まれる保湿剤や、乳液・クリームに含まれる油分、シリコーン成分は、皮膚表面に油膜(疎水性バリア)を形成する。この油膜の上からまつげ美容液を塗布しても、毛根周辺の角質層へ有効成分が到達せず、浸透率は60%以上低下すると化粧品工学の現場で指摘されている。正解は、洗顔後すぐの完全に乾いた素肌への塗布だ。水分が目元に残っていると液が毛細管現象で目の中に流れ込む原因になるため、タオルやティッシュで目元の水分を完全にオフしてから塗布しなければならない。
さらに混同されがちなのが、まつ毛美容液 根元と毛先の塗り方の根本的な違いである。まつげ美容液には大きく分けて「毛根・毛母細胞にアプローチして成長を促す育毛特化タイプ」と「生えている毛のキューティクルを保護・補修するダメージケアタイプ」の2系統が存在する。育毛成分を含んだ美容液を毛先だけに塗っても発毛効果は得られず、逆に油分やコーティング剤を皮膚の生え際ギリギリにベタ塗りすれば毛穴詰まりの原因となる。自分が手にしている製品が「土壌(皮膚)を耕すもの」なのか「枝葉(毛髪)を守るもの」なのかを見極めることが、効果を倍増させる第一歩だ。