安定した輪郭を描くための第一歩は、再現性の高い「アタリ(骨組み)」の手順を確立することです。CLIP STUDIO TIPSをはじめとするプロのチュートリアルでも支持されている、誰でも迷わない標準ステップをご紹介します。
ステップ1:ベースとなる円(球体)を描く
まず、頭蓋骨のベースとなる真円に近い円を描きます。このとき、完璧な円を描こうと神経質になる必要はありません。手首や肘のスナップを利かせ、ラフな線を重ねて形を整えます。
ステップ2:中心線(十字)と目の位置を決める
円の中央を通る縦の中心線と、横のガイドラインを引きます。一般的な美少女・青年イラストの顔のバランス黄金比では、円の上下中央よりやや下に「目のライン」を設定すると、額の広さが確保され安定したバランスになります。
ステップ3:顎のライン(五角形)を繋ぐ
円の左右の端から中心線の下部に向かって、頬から顎先へと繋がるラインを引きます。円の下にホームベース型の五角形をドッキングさせるイメージを持つと、下半分の立体感が崩れません。アタムアカデミーなどの指導法でも推奨されているように、「上半分は丸く、下半分はシャープに絞る」という意識が美しいフェイスラインを生み出します。