最近トイレが近い?妊娠超初期の頻尿と生理前・膀胱炎の違いを徹底解説

最近トイレが近い?妊娠超初期の頻尿と生理前・膀胱炎の違いを徹底解説

最近トイレが近い?妊娠超初期の頻尿と生理前・膀胱炎の違いを徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

まだお腹が膨らんでいないこの時期に、なぜ頻尿が起きるのでしょうか。「子宮が大きくなって膀胱を圧迫するのはもっと先では?」と疑問に思う方も少なくありません。この現象を引き起こす主犯格は、妊娠成立に伴って急激に分泌量が増加するプロゲステロン(黄体ホルモン)です。

プロゲステロンには、妊娠を維持するために子宮収縮を抑え、全身の筋肉(平滑筋)を緩める作用があります。この働きが膀胱や尿道周辺の筋肉にも及ぶことで、膀胱に尿を溜めておく保持力が一時的に低下し、少し尿が溜まっただけでも強い尿意を感じやすくなります。

もう一つの決定的な要因が、体内を巡る血流量の急増です。母体は着床と同時に、子宮へ十分な酸素や栄養を届けるため循環血液量を増やします。これに伴い腎臓へ流れ込む血液量も増え、老廃物を尿としてろ過する処理スピードがフル稼働状態になります。つまり、膀胱が圧迫される物理的要因よりも前に、ホルモンの激変と腎臓の活発化という内部メカニズムによって尿の生成量と回数そのものが増えているのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。