撤去された喫煙ルームの跡地利用について、JR東海およびJR西日本は極めて実用的な施策を打ち出しました。公式発表によると、旧喫煙ルームスペースは「非常用飲料水および災害時対応物資の配備場所」として改修されています。
大地震や大雪、線路内トラブルなどで新幹線が駅間に長時間停車した場合、乗客の生命と健康を守るための飲料水確保は極めて重大な課題でした。かつて喫煙設備が置かれていたスペースに棚や固定器具を設置し、1編成あたり数千本規模の保存水や簡易トイレ、非常用ブランケットを常備する運用体制が確立されています。
また、一部の編成では車内清掃用具の集約スペースや業務用資材の格納場所としても活用されており、限られた車内空間を安全性と運行品質向上のために有効活用する再構築が進められました。