住友信託銀行の株価は現在いくら?合併の真相と8309高配当の行方

住友信託銀行の株価は現在いくら?合併の真相と8309高配当の行方

住友信託銀行の株価は現在いくら?合併の真相と8309高配当の行方の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

「住友信託銀行の株価チャートが見当たらない」という疑問の答えは、平成の大合併における信託業界再編のドラマにあります。住友信託銀行は2011年4月、中央三井トラスト・ホールディングスと経営統合を行い、共同持株会社である「三井住友トラスト・ホールディングス」を設立しました。これに伴い、住友信託銀行(コード8403)は上場廃止となり、新設持株会社である三井住友トラスト・ホールディングス(コード8309、現在は三井住友トラストグループ)に株式が割り当てられた経緯があります。

翌2012年4月には、傘下の住友信託銀行、中央三井信託銀行、中央三井アセット信託銀行の3行が合流し、現在の「三井住友信託銀行」が発足しました。投資家が現在追うべき対象は、旧住友信託の単体銘柄ではなく、この巨大信託グループの親会社である8309株価です。

当時の統合会見でトップ陣が「メガバンクグループに呑み込まれることなく、専業信託としての独立性と専門性を貫く」と決意を語った通り、同社は三井住友フィナンシャルグループ(SMFG:8316)とは資本的に別個の独立した金融グループとして歩み続けています。この「メガバンクに属さない専業信託」という立ち位置こそが、現在の投資判断における最大の個性となっています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。