パッションフルーツの魅力は、果汁だけに留まらない。黒くツヤのある種は噛み砕くと芳ばしいアクセントとなり、デザートや料理に圧倒的な立体感をもたらす。イギリスのスターシェフであるジェイミー・オリヴァー (Jamie Oliver) も、魚介のセビーチェやグリル料理のソースにパッションフルーツの酸味と種を好んで取り入れていることで知られる。
家庭で楽しむなら、ヨーグルトやバニラアイスクリームへのトッピングはもちろん、炭酸水やホワイトスピリッツで割るカクテルも絶品だ。さらに、残った外皮すら無駄にはしない。皮の白い内部分をきれいに煮詰めてジャムやコンフィチュールに加工すれば、無駄のないサステイナブルな一品へと生まれ変わる。一度に食べきれない場合は、果肉と種を製氷皿に入れて凍らせれば、いつでもフレッシュな風味をロックオンできる。