年齢を重ねれば、スピードが落ち、リカバリーに時間がかかるのがアスリートの宿命だ。しかし、長友佑都の体にその一般的なバイオメカニクスの法則は通用しないかのように見える。彼が長年取り組んできた「ファットアダプト食事法」や、ヨガと体幹トレーニングを組み合わせた独自のデイリー・ルーティンは、単なるトレンドではなく科学的アプローチに基づいた徹底的な自己管理の賜物だ。
FC東京の練習場である小平グラウンドでは、若手よりも早くグラウンドに現れ、誰よりも遅くまでストレッチを行う長友の姿が日常となっている。体脂肪率を常に一桁に保ち、スプリント回数でもチームトップクラスを叩き出すそのタフネスは、徹底された自律心から生まれている。