交通安全講習会や現場取材、SNS・Q&Aコミュニティに寄せられるドライバーやサイクリストの相談を精査すると、現場では以下のような深刻な思い込みやトラブルが頻出しています。
都内の交通機動隊員は取材に対し、次のように実態を語っています。
「一番多い言い訳は『歩道がないから、白線の外側をバイクですり抜けてもいいと思った』という声です。白線の内側は歩行者の命を守る空間。たとえ数メートルのすり抜けであっても、路側帯を走れば即座に取り締まりの対象になります」
また、知恵袋やSNS上では「白線が破線になっている場所なら駐停車していいのか?」という誤認が多数見受けられます。破線と実線が組み合わさった標示は「駐停車禁止路側帯」であり、むしろ普通路側帯よりも規制が強化された危険ゾーンです。破線だからといって『出入り自由・停車OK』と直感的に解釈してしまう心理的錯覚が、路上トラブルの温床となっています。