流行語大賞2026はおかしい?選考委員の偏りと世論のズレを徹底検証

流行語大賞2026はおかしい?選考委員の偏りと世論のズレを徹底検証

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2026年の選考において「おかしい」と叫ばれた背景には、有力と目されていた数々のバズワードが不可解な形で落選した事実が存在します。

その筆頭が、シンガーソングライター・こっちのけんと氏による「はいよろこんで」(SNS総再生回数140億回超、MV再生1億回超)や、世界中を席巻した「猫ミーム」、TVアニメのOP動画が瞬く間にバイラル化した「しかのこのこのここしたんたん」です。これらは子どもから大人まで実際に口ずさみ、模倣動画が作られるなど社会現象化していました。にもかかわらず、本家流行語大賞のトップテンには選出されませんでした。

なぜ実態のあるメガヒットが落とされ、テレビ業界主導の言葉が生き残るのか。長年テレビ局や広告代理店を取材してきた業界関係者は、長年囁かれる「表彰式興行に伴う出来レース構造」を指摘します。

「新語・流行語大賞の最大の目的は、12月上旬の授賞式を各局のワイドショーや情報番組で大きく取り上げてもらうことです。そのためには、『表彰式の壇上に立てる著名人・タレント・文化人が存在すること』が極めて重要な選定要件になります。『猫ミーム』や海外発祥のネットスラングは、一体誰をステージに呼んでトロフィーを渡せばいいのかが曖昧です。一方で、TBSの人気ドラマであれば宮藤官九郎氏や主演の阿部サダヲ氏、プロデューサーといった豪華ゲストを招くことができ、メディアの絵作りとしてこれ以上ない華やかさを演出できます。大衆の真の流行よりも、セレモニーとしての成立やテレビ映えが優先されているのが実態です」(キー局情報番組プロデューサー談)

この「表彰式に呼べる受賞者がいるか問題」こそが、ネット発の純粋なバズワードを締め出し、オールドメディア関係者におもねった選考結果を生み出し続ける元凶となっています。

森 瞳
著者

森 瞳

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