原稿用紙の文字数カウント完全攻略!改行と空白の落とし穴と換算術

原稿用紙の文字数カウント完全攻略!改行と空白の落とし穴と換算術

原稿用紙の文字数カウント完全攻略!改行と空白の落とし穴と換算術に関する主要なデータを詳しく解説いたします。

SNSや知恵袋、進路指導の相談窓口では、原稿用紙の換算ミスによるトラブルの報告が毎年繰り返されています。受験生や公募投稿者のリアルな証言を検証すると、共通する焦燥のポイントが浮かび上がってきます。

「推薦入試の事前提出小論文で『400字詰め原稿用紙3枚以内』という指定があり、Wordの文字カウントで1,150字だったため余裕だと思ってマス目に書き写したら、最後の段落が4枚目の1行目にはみ出してしまい、締め切り数時間前に泣く泣く文章を削った」(都内私立高校3年生・受験生の証言)

「小説の新人賞公募で『400字詰め換算50枚〜80枚』という規定に応募した際、エディタの単純文字数(2万4,000字=60枚相当)で応募用紙に記入して提出したところ、下読み選考の関係者から『会話文の改行が多すぎて実際は90枚相当に達しており、規定枚数オーバーで一次選考の土俵にすら乗っていなかった』と後から知らされた」(文学賞応募者の手記より)

また、文字そのものの配置だけでなく、原稿用紙マス目の句読点ルールも混乱を招く主因となっています。日本語の規範ルールにおいて、句点(。)や読点(、)、閉じ括弧()」)を行頭のマスに配置することは「禁則処理」として禁じられています。行頭に句読点が来てしまう場合、前の行の最後のマス目に文字と一緒に押し込むか、マスの外側(欄外)にぶら下げて記述しなければなりません。この処理を知らないまま執筆を進めると、行全体のマス目が1マスずつズレていき、最終的な着地行が想定と大きく狂ってしまうのです。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。