天に続く道が最もドラマチックな表情を見せるのが、西の空が黄金色に染まる夕暮れ時です。なかでも、一直線に伸びるアスファルトの真ん中に太陽が吸い込まれるように沈んでいく現象は、天文学的な太陽の軌道と道路の方位が完全に一致するごく短い期間にしか現れません。
この奇跡的な光景を拝めるベストシーズンは年に2回、春分の日前後(3月下旬〜4月上旬)と秋分の日前後(9月下旬〜10月上旬)です。太陽の没入角度が道の延長線上と重なり、道全体が茜色の光の帯へと変貌します。
秋の夕暮れ時には、周辺の畑の収穫風景と相まってノスタルジックな黄金色の世界が広がります。ただし、オホーツク沿岸の夕日は沈み始めると数分であっという間に水平線・地平線の彼方へ隠れてしまうため、日没時刻の約40分〜1時間前には現地へ到着して待機することがシャッターチャンスを逃さない秘訣です。