嵐がNHK紅白歌合戦に残した足跡は、同番組の70年を超える歴史のなかでも異次元の数値を誇ります。ここでは、初出場となった2009年から活動休止直前の2020年までの主要データを整理し、他アーティストの一般的な指標と比較してみます。
嵐 紅白 初出場 2009年の熱気は、今振り返っても極めて鮮烈でした。CDデビュー10周年のメモリアルイヤーを迎えた彼らは、10周年記念メドレー(「A・RA・SHI」「Love so sweet」「Happiness」「Believe」)を披露。客席を埋め尽くしたファンと共鳴し、それまで紅白が持っていた「古典的な歌番組」の空気を一気にフレッシュな祝祭空間へと刷新しました。
当時の嵐 紅白 出演理由と経緯を掘り下げると、単なるヒット曲の多さだけではなく、同年に敢行した全国5大ドームツアーや国立競技場公演で見せた「圧倒的な動員力と社会現象化」をNHKが見逃さなかったことが挙げられます。以降、2020年まで刻まれた嵐 紅白歌合戦 出場回数「12回」という数字は、単なる人気の持続ではなく、平成後期から令和初頭にかけての日本文化を背負い続けた年輪そのものといえます。
特筆すべきは、2016年の「第67回」においてグループとして初となる大トリを務めた点です。白組のトリを男性アイドルグループが務めること自体が極めて異例であった時代に、嵐は名実ともに国民的歌手の頂点に登り詰めました。その後、2018年、2019年と嵐 紅白 大トリ記録を打ち立てた軌跡は、紅白の歴史そのものを塗り替える転換点となりました。